1. HOME
  2. お知らせ
  3. マスターズ優勝の偉業

NEWS

お知らせ

社長メッセージ

マスターズ優勝の偉業

今週は凄いニュースが飛び込んできましたね。ご存知の通り、一躍“時の人”となった松山英樹さんの話題です。男子ゴルフの「マスターズ・トーナメント」で優勝し、日本人初の海外メジャー制覇を達成した快挙中の快挙。日本人があの“グリーンジャケット”に腕を通すなんて、、、この瞬間を目の当たりにすることが出来て、とても光栄でした。

新聞等で「歴史的快挙に日本中が涙した…」と報じられています。マスターズ最終日、4打差をつけて単独首位から出たファイナルラウンドは一転して苦しい戦いを強いられていました。それでも冷静沈着な気構え、そして持ち前の修正力と勝負強さを存分に発揮、最後は1打差で逃げ切り、この瞬間に、日本ゴルフ界の未来を切り開いた人です。後から知ったのですが、当日生中継していたTBS実況アナウンサー、解説者の中嶋常幸プロ、宮里優作プロの3人が松山英樹の優勝が決まった直後、揃って感極まり言葉にならず、約1分くらい沈黙していたそうです。そして声を震わせながら実況していた…という様子をVTRで観ていて、私も熱い想いがこみ上げてきました。この名シーンには数多くの視聴者が思わずもらい泣きしたようです。

また、松山選手のキャディーを務めた早藤将太さんの行動が話題です。優勝決定後に最終ホールのピン(旗ざお)からフラッグを外して優勝者が記念にするのはプロゴルフ競技での“恒例行事”なんだそうです。優勝が決まった後、早藤キャディは黄色い旗を外してピンをカップに挿した後、帽子を取ってコースに対し一礼しました。この様子が外国人の注目を集め、SNSを中心に世界中に拡散されたのです。米スポーツ専門局ESPNのTwitter動画は再生回数が140万回を突破、“リツイート”は1.1万件に上り、5万件の“いいね”が集まったそうです。そして、日本人の礼儀正しさに対する称賛のコメントが海外から多く寄せられました。元世界ランキング1位のリー・ウェストウッドは「これまで目にしたゴルフ、スポーツにおいて、おそらく最も敬意があり、相応しいことだ。ヒデキ、彼のキャディ、そして日本は素晴らしかった」と投稿してくれたとのことです。

これらの名シーンとともに大偉業を成し遂げた松山英樹さん。彼の功績は世界のゴルフ史に刻まれると同時に、後世まで永遠に語り継がれていくことでしょう。彼は「今までやってきたことと変わらず、全力でゴルフに取り組みたい」と。これも日本人らしい謙虚な姿勢を貫いています。

「本当にゴルフが好きな人」この仕事が好き、だからこその偉業達成だと思います。

2021年4月15日 太田 秀和

最新記事