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社長メッセージ

夢とロマンに満ちた偉業、はやぶさ2

先日の「はやぶさ2帰還」のニュースに見入ってしまった。小惑星の試料採取という世界初の偉業を達成したことは日本人としてとても誇らしいことです。46億年前の太陽系起源の謎、地球の水や生命誕生の解明に近づくのか…と思うと、ゾクゾクしてきます。はやぶさ2は地球から約22万キロ離れた場所からカプセルを投下。狙った場所にピンポイントで着地させる制度の高さと技術力に感心するばかりです。神秘の世界、宇宙の謎。この解明に迫るなんて、ロマンに溢れていませんか?久々の明るい希望に満ちたニュースに心が躍りました。カプセルの中身、今後の分析結果が楽しみです。また、はやぶさ2は残りの燃料で100億キロ先の未知の小惑星を目指す拡張ミッションに向け、11年もの旅に再出発したそう。次の小惑星への到着は2031年。そのころはどんな世の中になっているのでしょう…。

今年もあと半月で終わろうとしています。この平和な時代に我々が予想しなかったウイルスが世界を襲い、世の中が一変しました。まさに世界中が危機的な状態です。ワクチン開発の朗報も聞こえ始め、明るい兆しが見え隠れしますが、この状態はまだまだ続くと覚悟しておいたほうが賢明です。

そう、まさに今は「危機」と言えます。漢字は良く出来ているもので私たちにこう教授してくれます。「危機という字は“危険”と“機会”が組み合わさっている。それは、表裏一体の関係である」と。 “危険”今は確かに世界中があやうく、とても危険な状態。それらをリスクとも言っています。一方、“機会”は千載一遇のチャンス到来なのです。危機ような表現は日本語や中国語にはありますが英語にはありません。紀元前から中国に伝わるこの漢字に言葉の奥深さを感じます。コロナ禍の今、とかく何事にも消極的になり落ち込みがちですが、その裏(背後)には必ず希望の光が差し込んで来るということなのでしょう。コロナ禍の中でも業績を伸ばしている企業があります。飲食でも販売方法を変え、新規開拓を積極的に行って売上を確保しているお店も多く存在します。すべては自分たちの行動次第なのでしょう。逆に今は我々人類が試されている時代なのかもしれません。今がチャンスと考え、本を読み勉強する、繰り返し努力することにより技術力を高める、1歩前に進むべく自ら行動する…、今、この瞬間のチャンスとは「困難や苦手なことに挑戦すること」であると思います。

今年一年、まともな店舗営業が出来ず、皆さんにはご苦労と様々な場面でご尽力をいただき、本当にありがとうございました。

来年は古きを捨て、頭を切り替えるチャンスと考えます。「新しい売り方・商売の仕方」にどんどん挑戦していきますので、皆さんご協力のほど、よろしくお願いします。

2020年12月15日 太田 秀和

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