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社長メッセージ

<ここが世界一のカフェ>

毎日一緒にバス通学をしている女子高生のひかりとさくら。学校帰りの海辺のバス停で、なんだかいつもと様子が違う、、、。ひかり「今日はうちね…、(飲み物差し出して)ほれ!」さくら「ありがとう…」ひかり「知っとるけ?東京っちゃ、お茶するの1,000円超えるんやって!」さくら「マジか、こっちは130円やっちゅうに…」少しの沈黙の後、「ねぇ、やっぱし東京にするわ…、大学。」ひかりが東京の大学へ進学することを切りだすと、分かっていたさくらは、「ほうけ…。」とさみしさを隠して冷静に答える。ひかり「ほやけど、ここが世界一のカフェやわいね!」さくら「オーシャンビューやし(笑)」ひかり「この海、嫌いやったんやけどなぁー」さくら「うちも…」ひかりが絶景のオーシャンビューに向かって、「東京!待っとれやー!」さくらも叫ぶ「この子、頼むさけねー」(微笑)   ひかり「ねぇ、東京っちゃ、あっちやったっけ?」さくら「知らん…(微笑)」 ~終り~

これは最近流れているコカ・コーラのCMの一つですが、皆さんも目にしたことがあるかと思います。上記の90秒CMに流れるこの言葉遣いに、どこか聞いたことのあるような、懐かしい感じの方言に自然と引き寄せられるものを感じ、私はとても興味を持ちました。ちょっと気になったので調べてみると、撮影場所は石川県輪島市とのことです。方言は奥能登地方の“能登弁”だそうで、それは親近感が湧くはずです。

このCMの中の自動販売機で購入した1本130円のお茶と東京のカフェで飲む1杯のお茶。同じ1杯のお茶やコーヒー、飲み物にしても、何を飲むのか、どこで飲むかも重要なのですが、「その時間を誰と過ごすか?」が、何よりも大切なのだと思いました。

これは、我々の飲食店でも全く同じことが言えます。最近は不味いお店なんてありません。どこへ入ってもそれなりに美味しいものが出てきます。…となれば、お客様はどのお店を選ぶでしょうか?「何か美味しいものを食べよう!」となった時に、「居心地の良い空間」を選ぶのは当然です。お店で働く私たちはスタッフの行動のすべてがその空間をつくり出すということを忘れてはいけません。

CMに出てくる「ここが世界一のカフェやわいね!」は、ひかりとさくらのような深い友情、そしてお互いの思いやりが築いた最高の「居心地の良い空間」なのでしょう。私も、18歳で田舎を飛び出し東京に渡った身としては、なんとも言えない、とても心にジーンと響くCMでした。ぜひ皆さんもじっくりご覧いただけたら。

【コカ・コーラ自販機「笑顔を、ここから。」キャンペーン「世界一のカフェ」篇】

https://www.youtube.com/watch?v=b7-Bczi-hF8  

2019年12月13日 太田 秀和

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