感じの良い人の秘密!
特別美人とか目立つことをしているわけではないのに、なぜかすごく感じが良いなぁ~と印象に残る人っていますよね。自分が直接話した訳ではなくても、遠くから見ているだけで素敵な人だな~という印象を持つ人もいます。
今回は、感じのいい人に共通する「3つの秘密」について紹介していきます。
(秘密その1)「身体の向きが違う!=身体の正面を相手に向ける!」
感じのいい人は必ず、身体ごと相手の方に向ける「正対」というポジションを取っています。顔だけ向きを変えて話すと「面倒くさい?」という印象を与えます。顔だけ向いて話すのではなく、身体ごと相手の方を向くことで丁寧な印象がグンとアップします。お客様に「ご注文はいかがですか」とお伺いするときには身体ごとお客様の方を向き正対のポジションをとるようにします。忙しい中、その都度身体ごと動かすのは大変なのですが、丁寧で誠実な印象を与えることができます。表情と違って遠くからでも分かりやすいので、周囲の人から好感度も良くなるのです。
(秘密その2)「指先の仕草がきれい!=指先まで意識が届いている!」
お飲物やお料理をお出しする場面、場所をご案内する場面など、指先が注目される場面は接客・調理問わず、想像以上にたくさんあります。その時に指先まで意識が行き届いていると、仕事の美しさが格段にアップするのです。
・場所を案内するときは、指先は閉じ自然な丸みを帯びた手で指し示す
・カップを置くときは、小指を先にテーブルに付け音が立たないようにする
慣れればそれが自然な状態になります。繰り返すうちにだんだんと身に付いていき、「仕草が美しい」という印象を与えられるようになっていくのです。
(秘密その3)「目を見て話す!=アイコンタクトを忘れない!」
笑顔は素敵なのに印象に残らない人と、特別なことをしてないのに心に残る人の違い、それはアイコンタクトです。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「かしこまりました」と言った後、もう一度ちゃんと相手の目を見ていますか?顔を下に向けたまま立ち去ってしまう場面をよく目にしますが、これでは「早く立ち去りたい」という印象です。もう一度目線を相手に向けニコッと微笑んでから立ち去るようにしてみてください。印象がだいぶ変わるうえ、自分自身の気分も明るくなるはずです。「感じのいい人」にはしっかりとした理由が隠されているものです。「ほんの1cm、1秒、1瞬の意識や行動の違い」が大きな印象の違いを生みだします。ちょっとした心がけで出来ることばかりなので、今すぐ実践してください。
2016年2月15日 太田 秀和