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お知らせ

社長メッセージ

価値を伝える

ある旅館の料理について、この旅館では地元の山で採れる「きのこづくしの料理」を提供しています。きのこのフルコースですが、肉や魚料理が出てこないので、一見して質素な印象です。ところが、ここで提供されている食材は「この地元でしか採れない」という、ここだけ、この場所だけの“特別な価値”がありました。「ここでしか食べられない特別なきのこ(食材)」な訳です。この価値をお客さまにどのように伝えるか?伝え方次第でその料理の「付加価値」はぐっと上がり満足度が向上し、もちろん、きのこ料理をより美味しく味わうことができるのです。たとえどんな高級食材を使ったとしても、ただ普通に提供するだけでは魅力は伝えきれません。口頭でその価値を伝えることはもちろん、メニューや店頭POP、SNSなどで伝える努力をすることは、事前にお客様の期待値を上げるのです。そして料理を提供するその瞬間はお客さまに価値を伝える最大のチャンスなのです。

自店舗の料理にも伝えきれてない価値が沢山埋もれているはずです。まずは魅力を探し出し、価値を伝えるための努力こそが圧倒的な「違い」になるのです。

<7月からの明日ダイニング新体制について>

先日より進めていた「オークス株式会社」との業務提携が7月よりスタートしました。これから少しずつではありますが人材面、教育面、技術面等の交流が始まっていきます。コロナ禍の経験をバネにし、更に明日ダイニングが飛躍していく上での多くの気づきを生かすキッカケを創造していきたいと考えます。先陣切って最初に、オークスの取締役 近江卓朗さんと監査役の丹羽喜裕先生に、明日ダイニングにおいても取締役、監査役として協力をいただけることになりました。私と清水常務だけでは知識に乏しいところもありますので、多角的な視点からのアドバイスを頂けるようになります。取締役の近江卓朗さん(朝日町在住)は、オークスに20年以上勤務され現場から実績を積んでこられ、今やオークスの経営中枢を担っておられる方です。監査役の丹羽喜裕先生(名古屋市在住)は、公認会計士であり、企業成長コンサルティング会社社長、飲食店経営会社社長、オークス監査役という多くの肩書を持たれ、手掛けた実績も数多くまさに経営のプロであり会計士の先生であります。

このお二人の参加によって、これから私たちが成長し変わるキッカケを作ってくれると思います。それはあくまでもキッカケであり、あとは私たち自身の気づきが必要です。

大切なのは「キッカケ」+「気づきと情熱」です。

自分たちにしか出せない“違い”を武器にして成長あるのみです!常に向上心を持って頑張っていきましょう。

2023年7月14日太田 秀和

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