社会人としてスピード感を持っているということは大切です。スピード感のある仕事をする人はどんな特徴があるのでしょうか？

仕事(作業)が速い

まずは、仕事が速いという事です。指示されてからの動作が速い、作業スピードが速い、一度に複数の仕事を同時並行で進めることができる人など、作業という意味において物理的にスピードが速いのが挙げられます。

決断(判断)が速い

何かを決めなければならない時、判断に長い時間をかけず即、決断することができるというのも、仕事におけるスピード感と言えます。即断即決が決め手です。

対応(行動)が速い

頭の中で余計なことを考えず、1歩を踏み出す行動が速い。何かが起こった時、素早く対応することができる。行動が遅い人は、頭の中であれこれ考えがちです。先生や先輩や上司などの人から教えてもらっている場面において、行動が速い人は聞いている途中から1歩目の行動を考えています。逆に行動が遅い、またはできない人は、話を聞いている最中に「無理だ」という固定観念が頭をよぎり、せっかくの教えも残っていません。速い人の行動は、人から話を聞いている途中から始まっているのです。「まず動いてみる」ということが必要です。

「スピード感」は速度を感じること

さらに「スピード感」は速いと感じることです。「速度感」とも言います。物事の処理スピードについても使い、「スピード感をもって行なう」と使います。

「素早さ」はスピード感のあること

「素早さ」は行動や物事の処理スピードが速いことで、テキパキと処理をする様子を言います。また、気働きをして「素早く」先回りをすることも言います。「素早さ」はカンの鋭さや先を見通す能力がないとできないものです。

「スピード感」は「素早さ」のこと

「スピード感」は「素早さ」を感じることでもあるのです。行動が素早く、仕事をテキパキとこなす人には「スピード感」や「素早さ」を感じるものです。スピード感が速いということは、時間に余裕ができ、見直しや軌道修正、さらには新たな発見や行動のチャンスが生まれます。「電光石火」の如く行動するです。

連日、猛暑が続いていますが、体調管理には十分に気を付けて、元気に頑張って行きましょう！

2023年8月15日太田 秀和