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社長メッセージ

最初にこだわる

飲食店に限らず、接客業全般において同様に言えることの一つに「最初の入店時はとても大切」ということが挙げられます。ある居酒屋店主が、世の中がどのような状況でも変わらず人気の店について、人気の要因は何なのか?じっくり調べてみたところ、人気店に共通する事項を見つけたそうです。

それは、「入った瞬間、自分が歓迎されていると感じさせてくれるお店」。従業員の挨拶が「いらっしゃいませ」なのか「こんにちは」なのか、言葉の種類が問題なのではなく、お客様が来店したことに、ちゃんと気づいて『最大の歓迎の意を表してくれる店』が人気店の共通項目であるということです。接客業は状況如何によって優先順位や対応が左右されますが、その瞬間に自分ができる最大の歓迎の意を表現し、相手に伝えることが出来るかどうか?で決まるというものです。反対にまったく来店に気づいてない、気づいてくれないお店はもちろん論外です。

どんなに忙しくても、目の前の作業に追われていても『最大の歓迎の意を表現することはできる』はずです。例えば、(1)スタッフが入り口から遠くの席で接客中でも、目線で「いらっしゃいませ」の気持ちを伝えることはできる。(2)予約の電話を受けているときでも、お客様の方を向いて笑顔で目礼はできる。(3)ワンオペで作業が取り込んでいるとき、または一瞬店外に出ている間にお客様が来てしまった時でも、「お待たせしてすみません。いらっしゃいませ」と笑顔で告げることはできる

要は、気持ちが絶えず『お客様に向いているか、どうか?』なのです

これは入口、玄関先に限ったことではありませんが、お客様にとって一番最初にあたる入店時での対応がそのお店の印象を決めます。

人の第一印象は会った最初の3秒で決まると言われています。第一印象とは、言葉の通り「初めて会う相手に抱く印象」のことを指し、初対面の印象は約3秒で決まるのです。私たちは相手の印象を直感で判断します。つまり、第一印象を決めるのは人の感情といえるのです。第一印象が良ければ、そのお店で過ごす時間も楽しい時間へとつながるのです。そして「また行きたい」が生まれるきっかけを作ることにもなります。予約受付のお店では電話での会話が最初のコンタクトになりますし、来店時、入口付近は最大のチャンスでもあります。だから「最初にこだわる」ことが人気店を目指す上では一番大切ということなのです。

3月に入っても雪がチラつき寒さ厳しい日が続いています。服装や体調管理には苦労しますが十分気を付けてください。

2024年3月15日太田 秀和

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