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お知らせ

社長メッセージ

<美味しい料理、美味しい時間>

リニューアルオープンしたファボーレは連日大盛況です。この活況は19年前の操業当時を思い起こします。スケールアップして、魅力溢れる施設に生まれ変わったファボーレは、活気に満ちて当時以上の盛り上がりのようにも映ります。その中で金子半之助、紅虎餃子房、萬力屋と3店舗同時オープンとなり、人員面、営業面ではバタバタした状態が続いていますが、お客様には最高のおもてなしをすべく、我々は“美味しい料理”の提供を心掛けるのみです。

誰しも外食する時は、「今日は何か美味しいもの食べよう!」と期待してお店に行くものです。今日は不味い料理でイイや・・・と思って出掛ける人はいません。私たちが、そのお客様の期待や想いを忘れずに“美味しい料理”にこだわり続けることが、飲食店としてとても大切な事なのです。

“美味しい料理”とは何か?料理人が調理し、キレイに仕上げることだけが美味しい料理ではありません。調理前の食材管理から始まり、仕込み、調理、料理提供、そして「居心地の良い空間」で楽しんでもらう・・・、この一連の流れが完璧にできて始めて“美味しい料理”となります。この「ひとつひとつの工程の小さな積み重ね」があってこそ“美味しい”の評価となるのです。

また、その中でも一番大切なことは“美味しい料理を食べてもらいたい!”“美味しく料理を食べさせたい!”とそのお店で働くスタッフ全員が強く思い行動することだと私は思います。

20年程前にアメリカのレストランで2週間働きました。そのレストランではキッチン・ホール問わず全員が笑顔で元気良く迎え、お客様に明るく声を掛けていました。「自分自身も楽しく働き、相手も幸せにする!」この精神が全員に宿っていました。そのお店で働く人たちは、自分達の気持ちひとつで仲間やお客様を楽しくさせる、そのことが、“美味しいお店の空気感”に変わることを分かっていたのです。

当たり前なことではありますが、我々レストランはそのお客様の期待を裏切ってはいけません。サービス業は、お客様の期待以上の料理やサービスを提供し、“感動”を与えることがとても大切なのです。料理はもちろん、スタッフの対応、細かな気遣いのサービス・・・。決して珍しい食材を使った料理や派手な内装がなくても、本当に心のこもった料理というのは嬉しくなるほど美味しい。そんなレストランで過ごした“美味しい時間”が記憶に残るのです。

美味しい時間=「美味しい料理も含めた愉しい時間」=「心の豊かさを味わう時間」
料理に“心の豊かさを添える”ことが出来る、、、これが私たちの仕事なのです。

2019年11月15日 太田 秀和

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