1. HOME
  2. お知らせ
  3. <褒めて伸ばす>

NEWS

お知らせ

社長メッセージ

<褒めて伸ばす>

先日、結婚を発表したお笑いコンビ『南海キャンディーズ』の山里亮太さんと、女優の蒼井優さん。笑顔と幸せあふれる会見では2人のエピソードが語られ、多くの人から祝福の声が相次いでいました。そんな中で山里さんの母親による『褒めて伸ばす教育』が今、話題になっています。

母親とのエピソード例を挙げると、山里さんが小学生のころ、キングザイズの服が入らなかったことがあり、その時母は「あんたすごいねぇ!洋服屋さんが一番大きいと思ってる服よりも大きいんだって!すごいねえ。」また、先生に山里君はすぐウソをつくといわれた時、母は「あんたすごいねぇ!聞かれてすぐに何か言えるって。しかも、作って言えるってすごいねぇ。」更に、1人だけ高校受験に失敗し、周囲に気を遣って先に帰宅した時、母は「あんたが居たら、みんな盛り上がりづらいもんね。そういう気を遣えるところ、あんたはえらいね。」こうやって、子どものころの山里さんが悲しんだり壁にぶつかったりした時、母親はポジティブに褒めていたとのことです。

大人になってのこんなエピソードも。山里さんが三遊亭兼便(さんゆうてい・けんべん)という名前で新作の落語を披露した時のこと。「もう嫌だ!逃げ出したい」と不安になり、母親にLINEを送ると、こういった返事が来たそうです。

「努力して結果が出ると、自信になる。努力せず結果が出ると、おごりになる。努力せず結果も出ないと、後悔が残る。努力して結果が出ないとしても、経験が残る。努力をしてその日を迎えたんだったら、何も残らないことはないから行っといで。母」
これはとても奥深い言葉です。“褒めて伸ばす”ということは簡単なようで、実はとても難しいと思います。なぜなら、褒めるということは、相手のことをしっかりと見ていないと褒められません。また言葉もポジティブ(プラス)に変えて相手に伝える表現力が必要です。

ただし、褒めても伸びない人もいます。褒められて当然と思う人、まだ褒められ足りないと思う人・・・、褒められたことに安堵してしまって何もしなくなるのでしょうか・・・。

私自身は叱られて育ってきましたので、いつの間にか叱られたことをバネにして自分を変えてきた気がします。叱って育てるのも容易ではありません。

どちらが正しいのか、指導方法に正解はありませんが、その人に心から寄り添った対応が必要なのだと思います。

富山出身の八村塁さん、今や時の人ですね。彼の超人的な身体能力の高さ、そのイメージに反して謙虚な姿勢・・・、見ていてとても好感が持てます。彼も褒めて伸びたのでしょうか?全世界から注目を浴びるスーパースター、今後の活躍がとても楽しみです。

いよいよ夏本番!体調管理はしっかりと。

2019年7月12日 太田 秀和

最新記事