子供の頃、みなさんは何になりたかったですか？

小学生以下の子供たち対象の「大人になったらなりたいもの」と題したアンケートを２９年前から行って調査しているようです。男の子部門と女の子部門に分かれていて、そこで何よりも驚いたことは女の子の１位。これが、２０年連続で「食べ物屋さん」でした。具体的には最近人気のある職業「パティシェ」なんだそうです。「お菓子屋さん」というのも上位２位以内に必ず入っており、時代を問わず女の子にはずっと昔から食べ物やお菓子関連の職業は人気なんですね。一方、男の子の１位と言えば、「サッカー選手」。２９年前から野球選手かサッカー選手が上位を占めています。が、ここでも「食べ物屋さん」も絶えず上位にランクインしています。皆さん、いかがでしょう？私たちがその食べ物屋さんで働いているのです。いつの時代にとっても子供たちの憧れの職業なんですね。そう思うと中途半端な仕事では子供たちに示しがつきません。もっと自信を持って胸を張って誇れる職業なんです！現実、そこまで考えたことがなかったと思いますが、あらためて「誇れる仕事とは？」と考えてみるとなかなか感慨深いものです・・・。

では、誇れる仕事とはどんな仕事でしょうか？

第１には、なんと言っても自分自身が楽しんで働けること。

第２に周囲（家族や同僚・仲間）に認められること。

第３に社会に認められること。この３つだと思います。

全ての根源はそこで働いている自分自身の気持ちにあります。ただし、無理やりに楽しもうと思っても長続きしないもの。今の仕事を楽しむためにどう行動したらいいのか？どんな言動や振る舞いをしなければいけないのか？まずは前提として「自分が正しくて他人が悪い・・・」と思っている人は永遠に仕事は楽しめません。すべては自分の言動や行動にあるということを理解していないといけません。自分が自分が・・・と自分の自慢ばかりする人には誰も付いてきません。マイナス（ネガティブ）発言な人には嫌気がさします。逆に、あなたのために！そしてみんなのために！と、いつでも仲間想いな人には信頼が寄せられます。プラス（ポジティブ）志向で前向きな言葉は周囲を幸せに楽しくさせるパワーを与えてくれます。この全く対照的な言動や行動一つの心掛けで誇れる仕事に変化させられると思います。

子供たちはとても正直です。将来の子供たちの夢をつくりあげるのは「私たちが心から楽しんで働くこと」なんだと思います！その結果、社会にも認められる憧れの仕事になることが私たちの夢です。

2017年6月15日 太田 秀和