とかく、いつも何かに追われている人は実際に何も出来ていないことが多いものだ。仕事や勉強がよくできるという人の共通点は「すぐやる人」であることが言えると思う。なんでも後回しにする人は結局、何も出来ていなかったというオチになりやすい。私は後からやろうと思って後回しにしてしまうと大抵忘れてしまう・・・。やらなきゃいけないことが溜まると嫌だから、なるべくすぐやることを心掛けている。先に済ませば“得”が多い。後に回せば“損”が多い。そう考えるべきだろう。「すぐやる人」と「すぐやらない人」の特徴をいろいろと調べてみた。

（１）すぐやる人は１歩目が早い！すぐやれるかどうかの差は“たった１秒”。すぐやる人はこの１秒の間に行動に移しているということ。たった１秒の積み重ねが一生の成功を生みます。（２）今、すぐやる！課題や宿題は期日までではなく、指示された日（もらった日）にすぐやる。（３）悩むより即行動！仕事や勉強をやる前にあれこれ悩む人は結局時間がかかりすぎ嫌気がさし、効率が悪い。すぐやる人は悩むこと自体を嫌うため即行動に移す。（４）夜強い人は朝も強い！私、夜は強いんですけど・・・と言う人は本当は夜に強くありません。夜は時間の流れがゆったりとするため効率が良いと勘違いしてしまうのです。朝の時間軸が早い流れを制する人が本当の強者です。（５）短い会話で済ませる！短い会話にするには要点を簡潔にまとめる能力が必要です。長々と話す人は相手も嫌気がさし、当人も何を言いたいのかよくわからない結果となります。（６）先の先の先まで考える！よく先を読めと言いますが、１手先では負けます。２手、３手先を読む力が必要です。（７）言い訳をせず、まず謝ることができる！すぐやる人はまず自分の非を認め謝ることができる。その後で２度と過ちを犯さないように対策を考える時間に費やす。（８）仕事のできない人ほど自慢話が多い！すぐやる人は自慢話などしている時間がもったいないと考える。しかも、常に上を目指しているため今の行動が自慢にもならない。（９）段取りがすべて！すぐやる人は段取りが上手。いかに段取りを上手に組んでおくことが出来るかで勝負が決まることを身をもって理解している。（１０）「用意ドン」で軸足を後ろに下げてはいけない！この瞬間に0.5秒遅れます。すぐやる人は絶えず前のめりで体を前に倒してスタートを切った方が早いことを知っています。

「すぐやる人」は周りから見ても気持ちの良い人です。自分の心掛け次第で行動は変えれます。さわやかなこの時期、気持ちよく行動する人を目指しましょう。

2017年5月15日 太田 秀和