先月、スピード感がある人について書きました。では、スピード感のある仕事をする人はどんな人物像を思い浮かべるでしょうか？今月はスピード感のある人の一番の特徴について考えてみます。

俗に「仕事ができる人」には、とにかくスピード感があるという感じがします。頭の回転はもちろん、手の動きや細かい動作のスピード、何か意思決定するときの決断のスピード、イレギュラー時の対応などのスピード等、とにかくすべてにおいて早いのです。仕事が早い人は改善も早く、その結果、成長や成果を出すスピードも速くなることも多々あります。スピード感のある人は動きに無駄がなく、時間の感覚がしっかりしていて、まだ足りてないのではないかと危機意識持って仕事に臨んでいます。そんなスピード感があって行動する人になるためには、どうしたら良いのでしょうか？

一番の特徴として「ポジティブな気持ちでいること」と言えます。具体的には「細かいことばかり気にしすぎない」ことがポイントです。なにも考えてないのは困りますが、細かいことばかり気にして、考えすぎるあまり進まない…ではいけません。仕事に時間がかかってしまう人の特徴として、最初から細部にまで完璧にこなそうとしてしまいがちです。時間内に終わらせることを第一優先にし、何か修正をしたいときは「ひとまず終わらせてから整える」でも問題ない場合はそうした方が結果的に仕事のできあがりが早いものです。

実際、やるべきことが沢山あり自分を追い込む状況を作ったほうが、優先順位をつけざるを得ないので、無駄なものをそぎ落とすようになります。結果的にたくさんの業務を手がけていながらも、全体の作業スピードはとても早くこなしていることが多いということです。「現状維持をしない状況をつくる。」「常に現状に満足しない。」という気持ちや行動が、もっと仕事をしようとなるし、より効率のいいやり方や、最先端の技術に敏感になり、積極的に必要なものは取り入れようと意識が生まれます。今の現状に満足している人は、無理矢理にでも予定を埋めたり、こうなりたいと思うものに向けて、時間や労力やお金の負荷をかけていくのもという行動をプラスしたいですね。それを上手にポジティブに活用できると良いです。結果、スピード感のある人は、仕事が早くて気持ちが良いと感じます。スピードを上げて、気持ちのいい仕事をしていきましょう！

季節の変わり目、体調管理には十分気を付けて頑張って行きましょう！

2023年9月15日太田 秀和