新しい年を迎え、コロナ収束にむけてワクチン接種が始まり、少しずつですが希望の光が差し込んできました。“すべては最初の一歩から”この一歩踏み出す勇気が何よりも大切なことだと思います。人は弱い生き物で、何かをやろうとするとき、愚痴や小言が多くなり“出来ない理由”ばかりを並べたがります。自分自身に照らし合わせると、どうですか？常に向上心のある人は大丈夫なのですが、残念なことに、マイナス発言当事者に限って「自分は違う」と思い込みがちで気付かないものです。90歳近い三浦雄一郎さん(プロスキーヤー＆冒険家)は、こう言っています。「人生は“出来る理由”を探して生きたほうが楽しい！」と。

～歩幅を広く！歩くスピードを速く！姿勢良く！～

実際に歩く行為は脳に刺激を与え、体を元気にし健康を支えてくれます。何も考えずに意味も無く歩くのでは勿体ないのです。考えながら…、工夫しながら…、意識して歩くことによって体や脳に与えるその効果は計り知れません。

まずは、①「歩幅を５センチ広げるて歩く」。いつもより、ほんの５センチで良いので歩幅を広げて歩いてみます。例えば、１歩の歩幅が通常３０センチの人が５センチずつ広げて歩くと、通常距離７歩分を６歩で通過出来ます。(30㎝×7歩＝2100㎝)＝(35㎝×6歩＝2100㎝)。つまり１歩分早く目的地に到達するのです。

つぎは②「早歩き(速歩き)」です。いつもの歩くスピードを１０％増し＝それは「１.１倍速のスピードで歩く！」と言うことです。例えば1秒間に１メートル歩く人が、１.１倍速で歩くと１.１メートルの距離を進みます。と言うことは、１１メートル＝１１秒のところ、早歩きで１０秒、つまり１秒早くゴールするのです。

更にもうひとつ、③「正しい姿勢で歩く」です。もちろん猫背はダメです。サービス業では格好悪いですね。背すじを伸ばし、スッとしたキレイな姿勢で立ちましょう。

さあ皆さん、いかがでしょう？これらのことは、単純に時間の短縮につながり、この積み重ねが余裕を生みます。結果、仕事においては同じ作業でも楽になり、効率アップにつながるのです。心掛け一つでこんなにも変わるのだ！ということを、ぜひ行動に移して実感してください。また、何よりも基礎代謝が高くなり健康、元気でいられます。更に脳の活性化には絶大です。これは医学的にも証明されています。

“絶えず意識して歩く”という１歩１歩の積み重ねが、ポジティブな生き方につながるのです。

三浦雄一郎さんは毎日、片足5㎏の重り(両足で10㎏)、背中に20㎏の荷物を背負って歩いているそうです。三浦さんは語っています、、、↓↓↓

「年齢は関係ない。必要なのは“動き出す勇気”」

2021年２月15日 太田 秀和