「身だしなみ」を整えることは、同時に「心」を整えることである！と私は思います。勤務に入る前に身だしなみを整えることは当然のことです。しかしながら、心に余裕が持てない人は身だしなみをおろそかにしがちです。身だしなみがキチンとしてない人は仕事も雑です。良い仕事など出来るはずがありません。美味しいレストランの一流と呼ばれるスタッフたちは必ずユニフォームが綺麗です。ただ、ここで勘違いしてはいけないのは、この人たちは頻繁にユニフォームをクリーニングに出している訳では無いということです。何よりも第一に、一流と呼ばれる人たちは「ユニフォームを汚さない！」＝「綺麗な状態を保つ」と言うことにこだわって仕事しているのです。またこれは、自分の仕事に誇りを持っているからこそ、ユニフォームを汚さないのです。よく、手についた汚れをユニフォームになすり付ける人がいますが、これは最低の恥ずかしい行為です。汚れたユニフォームをそのままにして着ていることは、“自分は三流の人間です”と言って歩いているようなものなのです。明日ダイニングで働く皆さんには是非「綺麗なユニフォーム」にこだわっていただきたいと思います。勤務前には必ず、心静かに身だしなみを整える時間をつくりましょう！ 

＜魚嘉時本店の駅前再開発に伴う閉店＞

富山駅前に気軽に飲める居酒屋をつくろう！と始めたのが最初でした。富山に住んでいて県外のお客様が来られた時に、ココ！というお店があまり無かった。それだったら、造ってしまえばいいや！という勢いでした。コンセプトは「富山の居酒屋」。富山の名物料理や日本酒を多く取り揃え、県外からのお客様はもちろん、地元のお客様にも愛されるお店を！と頑張ってきました。店名は「魚が嘉＝めでたい・喜ぶ時、本物の店」という意味で名づけました。とても立派でたくましい店名だと自負しております。その魚嘉時本店が駅前再開発のため５月末日をもって、やむを得ず閉店することとなりました。このお店には中川店長、中室店長が携わっていただきました。そして数多くのお客様、常連様に支えられてきました。本当に残念で切ない思いでいっぱいですが、これも歴史の１ページとして皆さんに深く刻まれて残ることでしょう。営業はあと1か月半。皆さん是非、中川店長率いる魚嘉時本店の最後の勇姿を見に行ってあげてください。

そして、あと2週間でGW商戦です。皆さん、全力で売りきりましょう！

よろしくお願いします。　　　　　　　　　　　　　

2015年４月15日 太田 秀和