今年の年度テーマは「一段ずつ登る」と掲げています。簡単に言えば「毎日の積み重ね」がとても重要であるということです。１日１日、流れている時間はとても大切です。毎日何も考えずに言われたことをこなすだけでも１日という時間は過ぎて行きます。しかし、それでは成長するはずがありません。今やってる仕事の中にも、“少しの疑問を持つ”だけで全く違う仕事に変化していきます。これが問題意識を持つということなのです。「今やっている作業にもっと違うやり方はないものだろうか？」この、少しの疑問を自分自身に問いかけるだけで、今まで気付かなかった変化を感じ取ることができるのです。

よく、「棚から牡丹餅（たなぼた）」ということを言います。これは突然、戸棚から牡丹餅が落ちてきたラッキーなことをいいますが、思いがけない幸運が降ってくることの例えです。しかし皆さん、この意味の真意はもっと深いところにあります。それは、そもそも棚から牡丹餅が落ちてくる真下に自分が居合わせないと、そのような幸運には巡り会えないということです。自らがその場所へ出向く努力をしているからこそ、幸運をつかみ取ることが出来るのです。やはり重要なことは、“最初の一歩を自らの意志で踏み出す”ということに尽きます。日々の時間を決してムダに過ごすことなく、絶えず疑問を持ち、努力し続けることが成長に繋がります。同じように時間が流れているのに人によって差が出てくるのは、このことなんだと、あらためて痛感します。取り組んだ結果を一段ずつ確実に積み重ねていくことによって「一段ずつ登る」という目標を達成して行きましょう！ただし、小さなことから始めます。「ちょっとした作業の変化」や「ほんの少しの改善」がポイントです。決して大きなことに取り組もうと考えてはいけません。この小さな小さな改善の積み重ねをいかに多く経験しているかがとても大切です。結果、大きなものを得ることが出来るかもしれませんが、今はそのことは重要ではないのです。まずは、自分の体験や経験、そして現状を“否定”することなのです。

＜ドラゴンレッドリバー OPEN！＞

マリエとやまに出店して今年で１２年目を迎えた３/１日、ドラゴンレッドリバーが新装マリエとやまと共にリニューアルOPENしました。能美店長率いるスタッフ全員の努力のお陰で連日大盛況が続いております。嬉しいことに、料理も美味しいと大好評をいただいております。１４日からは新幹線開通と更に盛り上がりを見せることとでしょう。富山の玄関口を代表するお店として一丸となって取り組んで行きたいと思います。皆さんもぜひお越しください。　

2015年3月13日 太田 秀和