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お知らせ

社長メッセージ

こだわる

まず、元旦に発生した地震には驚きを隠せません。何より一番に従業員の皆さんが無事であったことに安堵しておりますが、能登半島を中心とした報道を目にするたびに心を痛めております。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復興をお祈り申し上げます。

2024年は「こだわる」をテーマにしていきます。売上や利益にこだわることはもちろん、接客サービス・美味しさ・料理の温度・店内の清潔さ、そして一人一人の仕事においても真剣にこだわって「質」の良いものを築き上げていきたいと考えます。

この冬の寒い時期にまず取り組むべきことは「温度」です。意識すべき温度には2つあります。それは「店内の温度」と「料理の温度」です。食事をする際、どのくらいの温度が適しているのか?人間の味覚の感度は25度以上、15度以下になると人は十分に味わうことができなくなると言われています。ただ、この感度には湿度も影響しており、湿度が50%以下なら26度でも大丈夫とのこと。食べ物のおいしさには「温度」だけではなく「湿度」も大きく関わってくるということです。路面店と商業施設内の店舗では調整が異なりますが、動き回っている従業員の温度感覚では無く、お客様目線に立って店内の温度調整には十分に気を配ってこだわって調整しましょう。

そして料理の温度。料理を最高の状態で食べてもらう基本として「熱いものは熱く、冷たいものは冷たく」が美味しい料理を生むのです。アサヒ スーパードライ エクストラコールドという氷点下のビールがあります。この商品は、最先端の温度管理システムと独自に開発された専用ディスペンサーから生み出され“氷点下のスーパードライ”です。温度を基軸とした、スーパードライの“新しい飲み方”提案であり、お客様にとってエクストラコールドの価値自体が『提供温度』なのです。従って、少しでも提供温度が変わるとこの商品は成立しなくなるというものです。見方を変えれば、提供温度にこだわって商品を提供できれば「最強の武器になる」と言えます。これは熱々の鉄板料理やらーめんでも同じです。その商品・料理の価値自体として考えることがとても大事なことだと思います。

年始より不安な出来事が続いていますが、速く通常に戻すことも大切なことです。今年は攻めに転じ、会社として適正な利益を確保し、皆さんの幸福につながるよう努力していきます。一緒に頑張って行きましょう。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2024年1月15日太田 秀和

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