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お知らせ

社長メッセージ

体験による強い記憶

『人は読んだことの10%しか覚えてないが、体験したことの90%は忘れない』

キッザニアの創業者でハビエル・ロペス氏の言葉です。人間は一般的に読んだものは10%ぐらいしか覚えていられないのに対し、実際に自分で体験したことは90%を覚えていられるのだそうです。

【人が一般的に覚えている確率】①文字を読む行為10%(新聞、雑誌、メール)、②言葉を聞く行為20%(ラジオ)③視覚で見る行為30%(テレビCM)④聞くと見る両方50%(ビデオプログラム)⑤話したり書くこと70%(インターネット)⑥体験すること90%(体験・経験)

「“体験”の方が“文字を読む”ことよりもの9倍の価値を持つということ」です。ゆえに、従来の印刷物やダイレクトメールなどから、「経験価値マーケティング」や「サンプリング」のような経験や体験を重視したマーケティング手法に、重心を移している企業が増えているそうです。このロペス氏が立ち上げたキッザニアこそが、子供を対象にした経験価値マーケティングを企業に提供している会社になります。実際にキッザニアを体験した子供はもちろんなのですが、同伴した親においても子供を通じた体験による満足度が向上したという結果が出ているそうです。

自分に置き換えて振り返ってみてもわかると思います。学生時代なら教科書などの本を読んだだけではなかなか頭に入らなかったことでも、自らノートに書くことによって覚えていたと思います。他方、化学の実験や体育の授業、運動会や遠足、学園祭のように自分自身で体験したことの方が強烈な記憶として残っているというのは、確かに!と実感がわくと思います。

お店でのトレーニングに於いても同様に言えます。1度教えただけではなかなか理解できない人でも、繰り返し作業することによって体得し、更にその人が他の人に教えることによって、より深く覚えることができ成長するということにつながります。「体験」は強い記憶として残るだけではなく、繰り返すこと、教えることによって自己の成長へと生かされるのです。

そのうえで、アフターコロナを見据えた新しいお店のあり方を考えたいと思います。「体験によって記憶に残るお店⇒また行きたいお店and人に教えたいお店」を一緒に築いていきましょう!

GW商戦、お疲れさまでした!久しぶりの賑わいで各店活気づき、連日大変だったと思います。みなさん、本当にありがとうございます。この貴重な体験を次に向けての成長につなげて、頑張って行きましょう !

2022年5月15日太田 秀和

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