毎日の勤務、本当にありがとうございます。心からお礼申し上げます。
さて、9月度は天候に恵まれ暖かい日が多く、過ごしやすい日々が続きました。業績も昨年対比で、魚嘉時本店130%、萬力屋110%ととても好調です。また、Q’z Caféも安定した売上を確保しており、この3店舗は確実にお客様に支持されていることを結果として証明しています。3店の皆様に重ねて厚く御礼申し上げます。景気低迷の昨今にこのような伸びを示すお店が我社にあることはとても誇らしいことです。是非、他店の皆さんも好調店に行き、勉強してみてください。そこにはきっと何か秘訣があるはずです。同じ会社同士の勉強・交流には受講料がかかりません。お互い刺激しあっていただきたいと思います。
富山にもたくさんの飲食店が出来ました。当社のマネをしていた店もありました。しかし、現在はどうでしょうか?撤退していく店も数多くあります。今、もう一度考えてもらいたいことは、「売れる店と売れない店」の比較です。
「売れる店=毎日、ちょっとずつの努力をしている店」
「売れない店=毎日、時間だけが過ぎている店」
お店は生き物です。そこに働く従業員次第です。もちろんお客様が生かしてくれます。お店をまとめる力を養ってください。なにも難しいことではありません。“皆が一つの方向に向かって進む”これだけのことです。
今年度の行動指針、
「基本」 「情熱」 ただこれだけのことです。
もう一度、このことを自分自身に言い聞かせてください。当社は本当に美味しい料理の提供をする飲食店です。会社組織ですからもちろん数字を求めますが、商売人である前に、各人が“料理人”としての“プロ意識”をもってください。忙しいからといって食材、仕込み内容に手を抜くと、一時の快楽が破滅をもたらします。それは誰もが分かっていること。心当たりはないですか?全ての基本にかえり、仕事を“技WAZA”に変えてください。きっとお客様はわかってくれます。そして支持されるお店が出来るのです。
我々の給料はお客様から頂戴しています。
それは「美味しかった」という対価なのです。
是非、この10月に体制をつくりあげ、年末年始商戦に向け皆でがんばっていきましょう。
平成18年10月13日 太田 秀和