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社長メッセージ

その一言を心の底から!

最も有名な茶道家と言えば、誰もが千利休を思い浮かべるでしょう。千利休とは戦国時代、堺の商家に生まれました。意外と知られていませんが、利休は単なる天才茶人というだけでなく、その天才的な商才と政治力により、トップクラスの豪商にまで上り詰めた経営者でもあったのです。それだけでなく、豊臣政権の中枢を担う、内閣官房長官のような存在でもありました。商売人・政治家として、どこまでも「人」にこだわり続けた利休が一番大切にしたのは「もてなしの心」でした。茶の湯とは「もてなしの究極」でもあります。そのことを問い続けた利休から学ぶべきことは数多く残されています。そんな中で接客の基本を強く説いておられます。

<7つの気持ち>1.人にやさしくしたい気持ち2.人を思いやる気持ち3.人に感謝する気持ち4.人に喜んでもらいたい気持ち5.人を愛する気持ち6.人を信じる気持ち7.人と手を取り合う気持ち

<7つの気持ちを伝える言葉>1.いらっしゃいませ2.かしこまりました3.恐れ入ります4.少々お待ちくださいませ5.失礼いたします6.お待たせいたしました7.ありがとうございました

これらの7つの言葉は接客業において一番使うことの多いものばかりです。利休はこう述べています。「7つの言葉がちゃんと心の底から言えてこそ、本物の接客者である」と。あるとき弟子にこう言ったそうです。「もし、あなたが7つの言葉を本当に心から言えているのであれば、私があなたの弟子になりますよ。」そう言った利休の言葉には基本を習得することは難しいことだが、この基本にこそ究極の奥義があるのだと伝えたかったようです。

皆さん!今、その一言を心の底から相手(お客様)に伝えてみましょう!

どんなに時代が変わっても、これだけは変わらない究極の奥義なのです。

<レガレット・香港吟次郎の閉店>

とても残念ではありますが、今月で2店舗閉店します。長らくお客様に愛されてきた両店舗を閉店せざるをえないということに対して、大変心苦しい思いでいっぱいです。私の力不足を痛感しております。関係従業員の皆様に深くお詫びいたします。また、今まで多大なるご尽力をいただいたことに、厚く御礼申し上げます。

年末年始商戦に突入します。例年より寒さが厳しく感じられる今日ですが、くれぐれもお体ご自愛ください。そして元気に力強く売り切って行きましょう!今年一年、ありがとうごいざいました。来年も頑張って行きましょう!

2014年12月15日 太田 秀和

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