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社長メッセージ

予祝(よしゅく)!

皆さん、GW商戦大変お疲れ様でした。

今月はひすいこたろう氏という人の言葉を引用し、紹介したいと思います。

<<喜べば 喜びごとが 喜んで 喜び連れて 喜びに来る>>

この世界の最大の罪は「不機嫌」でいること。なぜなら不機嫌は伝染するからです。ではどうすれば「上機嫌」(良い気分)でいられるのでしょうか?

それは「前祝い」をしちゃうこと・・・。良いことなんか何ひとつなくても、先にお祝いしてしまえば良いという考え。実はこの「前祝い」は、日本人が古来からやってきた願いの叶え方でもあります。例えば、お花見や盆踊りは古来日本人の願いを叶えるための知恵でした。春、満開に咲く桜を秋のお米の実りに見立てて、先に喜び、お祝いすることで秋の豊作を引き寄せようというのがお花見の由来です。盆踊りも、豊作を喜ぶ前祝いの踊り。この前祝いすることを「予祝(よしゅく)」と言います。予祝は上機嫌(良い気分)をつくり、願いを叶える最高の方法なのです。

俳優の武田鉄矢さんが鳴かず飛ばずだった頃、この「予祝」をしたことでブレイクしたというお話があります。ある日、鉄矢さんのお母さんが、寝ていたお父さんを起こして「今から祝杯をあげましょう!」と突然言い出しました。鉄矢さんは「めでたかことは、なーんにもなかばい」と伝えると、お母さんは「とにかく先に祝いましょう!」と。鉄矢さんはポカーン(笑)。すると、お母さんは言いました。「おまえには貧乏神が取りついている。でも乾杯すれば、その貧乏神は『こんなに苦しめているのに、まだおめでとうとか言ってるよ』と拍子抜けして離れていく。だから親子三人で一芝居打とうと。こうして親子三人で乾杯したのでした。すると、鉄矢さんのもとに、『幸福の黄色いハンカチ』の映画出演のオファーがきたのです。鉄矢さんはこれが「予祝」だったのだと、あとで知ります。「喜べば喜びごとが喜んで喜び連れて喜びに来る」のです。

但し、当然のことですが、何も努力しないで予祝しても喜びはやってきません。日々の努力の積み重ねが結果を生むということは言うまでもありません。予祝とは、先に祝ってしまうこと。願いや想いが、あたかも本当に叶ったかのように祝うことですが、自分の発言や行動がネガティブ(後ろ向き)な人には何もやってきません。絶えずポジティブ(前向き)な人にこそ“祝いの光”が差すのです。

4/27「金子半之助」オープンしました。東京で2か月間研修を積んだ4名の社員と18名のパートナさんが仲間に加わり発進しました。お陰様で連日大盛況です!ぜひ皆さん、美味しい天丼を味わってみてください。

2018年5月15日 太田 秀和

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