2000年10月15日紅虎餃子房がオープンしました。あれから21年。支えていただいたのは多くの“人”です。感じることは「人徳」のある集団になるということです。「人徳(じんとく)」の意味は“その人に備わっている徳”です。「徳」という漢字には、人間の持つ“気質や品性”といった意味があります。徳は、人が身に得た品性や、生まれつき備わった能力、天性のことを指します。人徳のある人とは？

（１）年齢男女問わず人から好かれている

「人徳」のある人には“品性”があります。品性のある人は心に余裕があり、常に穏やかで一緒にいて居心地が良いので年齢や男女問わず全ての人から好かれています。逆に品性のない人は、余裕がないので約束の時間が守れなかったり失敗が多いものです。人は無意識にそういう品性のない人とは距離をとってしまうものです。人徳のある人の周りに人が集まるのは、品性があるからだと言えます。

（２）思いやりがある

「人徳」のある人は、人の気持ちを考えて行動することができます。周囲のことをよく見ることができ、気遣いができます。例え自分が犠牲になったとしても他人の為に行動することができるだけでなく決して見返りを求めません。素直に他人の喜びを自分の喜びとして捉えることができる人です。

（３）信頼されている

「人徳」のある人は、自分の感情をコントロールすることができるので人によって態度を変えたり、自分の都合だけで行動することがありません。そして、強い責任感があり、誤ったことをきちんと注意する勇気や判断力がある為、多くの人から信頼されます。つまり、人徳のある人は“人望が厚い”人とも言えます。

（４）いつでも前向きな姿勢

「人徳」のある人は、常にプラス思考です。どんな苦境に陥っても、前向きに物事を捉え乗り越えようとします。また向上心が強く、どんなことにもチャレンジする精神をもっています。「できない」や「無理」と卑屈になるネガティブな人より、どんなときも明るく振舞う人の周りには当然、人は集まるものです。

（５）感謝の気持ちを忘れない

「人徳」のある人は、いつでも感謝の気持ちを忘れません。身近な家族や友人に対しても、当たり前と思わずにお陰様でと常に感謝の気持ちがあります。

一人一人の人徳が仕事や日常を楽しくします。明日ダイニングは22年目に向かって、人徳に溢れた集団を目指していきます。

2021年10月15日 太田 秀和