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社長メッセージ

強い信念は超人な集中力を生み出す!

北海道出身のスキージャンプ高梨沙羅選手が脚光を浴びている。まだ16歳、現役の高校生だ。小さい体で飛びすぎるくらい軽やかなジャンプは見ているとスポーツ界のヒロイン登場!と、とても新鮮に映る。すでにワールドカップで優勝の実績を持ち、今後への期待がとても大きい選手だ。実はこの高梨沙羅選手、注目すべき点が多い。それは、スキージャンプに挑む前の姿がとても素晴らしい。「毎日、トレーニングに時間をたくさん費やしたい、集中して専念したいから・・・」と、自ら考え行動したことは、高校の勉強をいち早く終わらせることだった。なんと、高校入学からわずか半年も経たないうちに高校3年間すべての勉強を制覇したということ。それは、いわゆる大検に合格し高校卒業資格を取得したという。その結果、残された時間全てをスキージャンプのトレーニング時間に費やすことができると言う考えからだった。約半年間で超人的な集中力を持って勉強に臨み、朝早くから深夜に至るまで努力に努力を重ね勉強した結果、大検に合格したというから、驚きを隠せない。それだけ、スキーが好きでスキーがしたくて、競技に懸ける信念がひしひしと伺える。

繰り返し言おう、彼女はまだ16歳。小柄で可愛らしい顔立ちからは「沙羅ちゃん」と呼びたくなるものだが、彼女のことを知るにつれ立派な大人の風格さえ感じられてくる。本当に彼女は凄い!皆さん、彼女と自分を照らし合わせ自分自身に問いかけてみるとどうだろうか?自分が本当に何かをやり遂げたいと思ったら、これくらいの行動で臨むべきものだと言うことを16歳の彼女から学ぶことができる。ただ、付け加えるなら私が今、こうしていられるのも彼女と同じような行動を起こし経験したからである。仕事であれ競技であれ、人生というものはそういうものであると思う。日々、忙しさに流され、気付いたら何も残せてない仕事なんて時間のムダでしかない。『集中して何かをやり遂げる努力!』このことがとても重要なのだと思う。何かをやり遂げようと行動した場合は多少の犠牲も伴うだろう。それでも得られる価値の大きさはお金では買えないとても貴重な産物である。今の時代、それに“スピード”がプラスされる。「やると決めたら、今すぐ行動!即、行動!」スピードが勝負の分かれ目だ。その日に即、行動を起こせない人はいつまで経っても成長しない。その積み重ねこそが、人生に大きな“差”を生む。

しかし、100Mを超えるスキージャンプって怖くないのだろうか?彼女のように大空を気持ちよく飛んでみたいものだ。      

2013年2月15日 太田 秀和

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