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羽生結弦は「その先の先」を見ている!~努力に勝る天才なし!~

ご存知のとおり、フィギュアスケートの2018GPシリーズ・ロシア大会の男子シングルSPで、羽生結弦選手が新しいルール下で世界最高得点を記録しました。今までさんざん「すごい」と言われてきた羽生選手ですが、この大会でも、それ以上に「スゴい」ことがありました。本番前の公式練習中に転倒し、右足首の靱帯を損傷。そんな思わぬアクシデントがあったにもかかわらず、逆境をはねのけてみごと優勝した羽生選手。舞台裏では“驚きの真相”が隠されていたといいます。交流10年の野口さんがこう明かしています。~「転倒した際、羽生くんは10秒ほどうずくまっていました。そして立ち上がると、何か考えながらリンクを滑っていました。私は『あのとき、何を考えていたのか?』と尋ねました。すると彼は『転んだときに動かなかったのは、どれだけ痛めたのかを確認していました。その後で滑りながら考えたのは“ジャンプの構成を変えなければならない”ということと、どう変えるべきかをシュミレーションしていました。』と答えたんです。つまりケガから15秒ほどで、もう次の展開を考えていたということです。これには、驚きを隠せませんでした。」~アクシデント(怪我)に動揺するのではなく、すぐさま対応策を考えていたという羽生選手。“不屈の絶対王者”の強さ、羽生選手が優れているのはこの「切り替えの早さ」にあるのです。佐野稔氏がこう話しています。「羽生選手のことをケガが多いと思う人がいるかもしれないが、それだけものすごくギリギリのところで練習している・・・だからこそ、その成果が本番で出て、魅了し続けている。自分自身を極限まで追い込んで練習している証なのだ。」と語っています。最後のインタビューで羽生選手がこう振り返っていたことがとても印象的でした。「よく頑張った!ではなくて“素晴らしかったよ!”と言ってもらえる演技をしなくてはいけなかった…」と。この彼の精神に言葉が出ません。トップアスリートは人間的にも素晴らしい。正に“The TOP”でした。一方、浅田真央以来のスター選手と名高い紀平梨花選手もスゴい!抜群な身体能力の高さは、誰よりも「日々の努力」を惜しまず取り組んできた姿勢にあると言われます。羽生選手や紀平選手のような、世界のトップアスリートになる為の「努力」はどんな努力なのでしょうか?世界の王貞治さんがこう話しています。『努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。』と。私も『努力に勝る天才なし!』という信念があります。努力は自分を鍛え成長させてくれる同士なのだと思います。 早いもので今年も残すところ2週間ほど・・・。一年の汚れを落とす意味でも集中して大掃除を行いましょう。迎える新年は気分良く!

2018年12月14日 太田 秀和

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