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社長メッセージ

誰にも負けない努力をする

さまざまな伝記には、偉大な発明や発見をした人たちは皆、長期間にわたって地味な仕事を一歩一歩続けてきた人たちばかり書かれています。芸術家をはじめ、一芸を極めた職人さん達は皆さん長い時間をかけて修行を積んでおられます。一見すると地味に見えますが、一つ一つの単純な仕事をさらなる高みを持って取り組んでいます。共通しているのは、生涯を通じて打ち込んでいる人こそが、やがて立派な人になっていくということ。つまり、そこには「誰にも負けない努力をする」ことが共通しています。この姿勢、積み重ねこそが「平凡な人」を「非凡な人」に変えていくのです。辞書には「平凡とは、これといった優れた特色もなく、ごく当たり前なこと。」「非凡とは、平凡でないこと。普通より特にすぐれていること。また、そのさま。」…と書かれています。それでは、ごく普通の「平凡な人」を「非凡な人」に変えるにはどうしたら、何が必要なのでしょうか?答えとしては“たゆまぬ努力の積み重ね”しかありません。時間や結果ばかりにとらわれ、3日坊主で終わる人には無縁の話となってしまいます。生涯を通じて自分自身にとって信じるところの必要な努力をしてきた人が、やがて“名人”や“達人”と言われるようになるのです。何よりもそのことに気づくことが大切であり、また、気づきによって誰にも負けない努力をいとわずにできるようになります。さらに、続けることによって今までと違う境地に気づき、行き着くことがあります。それは、地味で単純な仕事に没頭しているうちに、本当の意味での“仕事が好き”になっているということです。結果、そういう人は自分の目標に向かってずっと走り続けることができるのでしょう。

ことわざに「惚れて通えば千里も一里」という言葉があります。恋した(惚れた)人に会いたいと思えば、千里の道のりすら苦ではなく、一里にしか感じられない。という意味。たゆみない努力を続けていく原動力になるのは、やはり「仕事が好きだ」ということ。仕事に惚れてしまえば、苦労と見えることでも苦労ではなくなります。経営の神様と呼ばれた故稲盛和夫さんはこう話されています。「誰にも負けない努力をしなければなりません。それには秘訣があります。あなたがいまやっている仕事に惚れること、好きになることです。惚れて好きになれば、他人からは苦労と見えることでも本人にすれば苦でもありません。」と。「誰にも負けない努力をする」ということは「本当に仕事が好きになる」ということなのです。

これからはようやくアフターコロナに向けて邁進するのみです。売り切っていきましょう。皆さん、ご協力お願いします。
2022年10月14日太田 秀和

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