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社長メッセージ

達成感・充実感

「達成感と充実感」最近、ふと気になった言葉でずっと脳裏によぎります。

「達成感」とはものごとを成し遂げることによって得られる満足感。

「充実感」とは心が満たされている、満ち足りている心情。

と辞書ではこのような表現になっています。現代社会において、達成感や充実感を味わうということを感じることが薄れてきている気がします。

皆さんの幼少時代を思い出してください。夢中になって遊んでいたあの頃はどうでしたか?毎日が充実していませんでしたか?幼いながら好きなことに没頭して過ごしていた時間は、きっと心が満たされていた時間だったと思います。と同時に、覚えることや発見、自分で出来ることがどんどん増えて、少しずつ大人へと成長していたあの時代は小さな達成感の積み重ねであったと思います。

私の幼少期を思い出してみました。一番印象的に残っていることがあります。小学4年生頃だったか、その年の夏休み。私は友達と毎日、ある場所に探検に出かけていました。途中まで自転車で行き、その後は道なき道を探るように歩き、いくつもの小さな川を飛び越え、一本の大きな木を目指していました。その場所はまるでジブリに出てくるような深い森の中です。ひとつ間違えば帰ることができず迷子(遭難)です。でも、それが余計に楽しかったもので「自分だけの秘密の場所」でした。そこにある大きな木にはいくつもの穴があり、その穴の中に手を入れればクワガタやカブトムシを捕まえることが出来たのです。クワガタには何種類かありますが、オオクワガタやミヤマクワガタはどこでも捕まえることができたので、あまり関心はなく、一番のお目当てはノコギリクワガタ。しかも7センチ超えの大サイズのもの。それが一番強いクワガタと信じ込んでいました。実は当時、クワガタ対決なるものが友達仲間でのブームで、私は最強のクワガタを手に入れるべく奮闘していたのです。毎日のように森の中へ行き、探し回っていたある日、エサでおびき寄せようと考え、スイカやハチミツをこっそり運び、木の穴の中に忍ばせました。ワクワクして向かった次の日、想像を絶するようなアリの大群と様々な虫たち。その中に大きな大きなノコギリクワガタを発見しました。しかもカブトムシもたくさん・・・。大変な収穫です。この時の喜びと興奮は何十年と経った今も時々夢に出てきます。当時の私にとってこれ以上無い「達成感と充実感」だったのでしょう。

大人になった今、仕事に照らし合わせるとあの頃の気持ちの大切さに気付きます。

「達成感と充実感」には「澄んだ心」で挑む姿勢が必要であると感じます。そういう働き方が大切なのではないでしょうか?

すでに暑さ厳しい夏になりそうです。体調管理はしっかりと、夏の日差しに負けない笑顔で頑張っていきましょう!

2016年7月15日 太田 秀和

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