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お知らせ

社長メッセージ

“10年の厚みと財産”

先日10月2日(土)ファボーレ10周年記念式典が行われました。式典の中で、ファボーレ館内で10年勤続の方々39名が壇上にのぼり、紅虎餃子房から中野さんが表彰されました。当社を代表する従業員としてとても堂々とした立派な姿でした。

平成12年10月15日(日)17時、紅虎餃子房がOPENしました。店長(太田)・料理長(清水)、そして中野さんを迎え明日ダイニングの第一歩を踏み出した日なのです。開店前から長蛇の列となり、22時の閉店までずっと満席。初日はデォナーだけの営業にもかかわらず300人来店。その後も毎日500人の来店と快進撃を遂げたのです。

紅虎餃子房がこの10年歩んできた道のりには一言で語り尽くせない重みが沢山あります。このお店に数多くの方々の努力と苦労があり、お客様との沢山の出会いがあり、そして売上実績があり・・・。1日、1年、10年と年輪のように本当に中身の濃い歴史が詰まったお店になったと自負してます。まさに野球界のイチローと同じ。奇しくも時期同じくしてイチローがメジャーで10年連続200本安打達成しました。200本達成したことよりも、そこまで行く為に199本打ったことの方が大事。』「1本から始まり、199本までの努力の過程が一番重要なことである。」本当に努力した人だからこそ言える言葉です。イチローは毎日毎日の地道な練習を200本記録より何よりも大切にしているのです。毎日、同じことの繰り返しに見えますが、昨日より今日、今日より明日、1歩ずつ成長している自分の姿をイメージし、確実にそうなっていくのです。そして、練習を重ねることにムダなんてない!と言っています。イチローが天才と言われる所以(ゆえん)には「継続し続ける力(努力)」が誰よりも強く生きているのです。1日1日の積み重ねがとても大切であり、その努力があるからこそ365日の実績になり、1年、そして10年のかけがえのない年輪となる。物言わぬ大樹は不動で強いのです。

激動の今の時代、10年続く商売(お店)は3%しかないそうです。それは100店あったお店が10年後に生き残ってるお店は3店という事です。これが現実なのです。その3店になって生き残る為にも重要なことは、惰性で無駄な時間を送るのではなく意義のある11日を作り、価値を見出さなければいけません。そうやって築かれた10年、20年が皆にとっても会社にとってもかけがえのない宝(財産)となるのです。不動なる年輪に向けてさらに気持ちを引き締めて頑張って行きましょう!

2010年10月15日太田 秀和

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